結城市に100年続く石島建設さんのコーポレートメッセージ
▼コーポレートメッセージ
▼タグライン
茨城県の結城市は、栃木県の小山市に隣接する市です。
この地域に100年以上続く建設会社 石島建設さんのコーポレートメッセージ、タグラインの制作をお手伝いさせていただきました。
地元でもすでに知名度、信頼のある老舗の建設会社さんが、なぜコーポレートメッセージ・タグラインから設定しようと思われたのか?
その理由には、代表自身が会社のこれからを考えたとき、表向きの発信はもちろんのこと、まずは社内の意識をまとめる「ことば」を求められていたことがあります。ご自身でも会社の理念を考え、何年も推敲を繰り返していたそうです。
石島建設が世の中に提供している価値はなにか?それは同時に、石島建設で働くことには、どのような魅力があるのかを言語化すること。それを代表、現場のスタッフの皆さんに直接ヒアリングをさせていただきながらかたちにさせていただきました。
手がかりとなったのは、石島建設が建設会社のなかでも設立以来、「建設」のみにこだわってきたということです。一般的に建設会社の事業は、「土木」「建設」の大きな2つの柱で成り立ちますが、公の機関ではなく、地域の人を向いて、その声にこたえていきたいという想いが「建設」一本にこだわってきた理由だったそう。
そんな地域の人々の声にこたえたいという想いは、建物をパッケージ化することなく、毎回すべての建物をフルオーダーで手がけること、住宅なら建てた後のお困りごとはすぐにでも駆けつけて、網戸一枚の交換から対応することなどにあらわれています。
それは会社のサービスというビジネスライクなものではなく、もっと血の通った、目の前に困っている人がいたら助けてあげたい、お世話になっている地域の人たちとこれからも長くお付き合いしていきたい、という「人と人のかかわり」だと感じたのです。コーポレートメッセージ、そこから派生したタグラインは、そんな想いからつくらせていただきました。
▼コーポレートメッセージの全文です。
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建築で人を結ぶ。
私たちが目指すのは、
ただ「いい建てものをつくる」ことではありません。
すべての過程で、すべての出会う人を
幸せにすることにあります。
それは、お客さま、協力会社さん、
社内のスタッフみんなが、
「石島建設でよかった」と思える体験。
目の前の人に喜んでほしい。
その想いがあってはじめて、
相手の気持ちに立った配慮ができ、
どこより高い品質を追求できる。
その先に、ほんとうの信頼が生まれるのだと思うから。
結城を中心に築いてきた、100余年の歴史を糧に。
建築を通じて、人との大切な縁を結んでいく。
[担当] コーポレートメッセージ・タグライン制作
クライアント:株式会社石島建設
デザイン・ディレクション:DIVE
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